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「SS (二次創作小説)」
空白の二年間

Welcome to MACROSS! ~ ようこそ マクロスへ!~

2010年4月 「ゼントラーディ人に対する教育及びマイクローン化を開始」

 地球人と共存してゆく為に、まず第一に必要な事であった。彼等の標準的な知能は、地球人の小学生レベル程度しか無かったのである。教育施設が作られ、慎重なカリキュラムに従って教育が開始された。


 そんなゼントラさん達の、オチャメな様子を見たくなりました。輝は月面アポロ基地でゴザイマスが、未沙は少々登場します。

TVのCM「資生堂 TSUBAKI」の、綺麗な女性達のイメージで作りました。

資生堂 TSUBAK
 
画像クリックで楽天のショッピング・サイト別窓リンク


資生堂TUBAKIの専用HPで綺麗なお姉さんがいっぱい ♪
※ モデルもバック・ミュージックも変わっています

2011.9.16 UP


 マイクローン化したゼントラーディの男達14人がマイクロバスから降り、縦2列に並んで歩く。列の前後に1人ずつと、周辺を警戒して集団の周りを歩く1人と。計3人の銃を持った地球人が付いて、目を光らせていた。

「 マクロスって言やぁ、地球軍の本拠地だろ? 」
「 いいのかね。俺達なんかに見せて 」

彼等はゼントラーディ人が地球の文化に馴染めるよう作成された教育プログラムを、半ばまで終えた者達だった。今日はカリキュラムの一環として、“ マクロス見学 ” に連れて来られたのだ。


「 それにしても、背中に銃を感じるってのがイヤだな 」

 引率の教官からは予め説明されていたが、やはり気分がよいものではない。エキセドルを中心に組まれたゼントラーディ人の教育プログラムは、対象によって内容も量も異なっていた。ゼントラーディ人達はまず共通のテストを受けさせられ、その結果から傾向別のグル―プに分けられるのだ。

今日の見学者らは地球文化の受け入れも理解力も良好で、ゼントラーディ軍では指揮官クラスの者達である。いずれ新・統合軍に組み込まれる事が予想されていた。

「 俺達に向けてんじゃないとは言っても、こっちは丸腰だしな 」

銃は地球人ではなく、ゼントラーディ人を守るための物であった。ゼントラーディ人はテスト等により選別されるが、地球人はされていない。いつ “ 敵討ち ” と称して、マイクローン化した者達が狙われないとも限らないのだ。


 彼等は守衛達が立つ物々しいゲートを、何度目かの厳重なボディーチェックをされて抜けた。

「 これがマクロス内部か …… 」
「 我々のふねと大して変わらんな 」

男達はキョロキョロ周囲を見ながら進んでいく。前方のエレベーターのドアが開いた。


Welcome to MACROSS!


 すらりとした美女が、にっこり言った。褐色の中の濡れた紅から、白の輝きがこぼれる。

「「「「「「「「「「「「「「 !!! 」」」」」」」」」」」」」」

 
歩く度に左右に小さく揺れる、肉感的な尻。全員で振り返って頭ごと目で追う男達に、教官がボソッと言った。

「 “ イロッポイ ” と言うんだ 」
『 イーロッポイ …… 』





 消毒液の臭いが鼻に付く落ち着かない位に白い建物で、男達は顔をしかめる。

「 嫌なニオイだな 」

クローン技術や重化学の分野ではゼントラーディの方が優れていたが、バイオや医学の分野は地球の方が進んでいた。ゼントラーディでは怪我は “ 治す ” と言うより “ 直す ” ―― 切って貼って、だ。


Welcome to MACROSS!


足が丸見えな薄桃色の戦闘服? を着て変わった髪をした女が、微笑みながら挨拶をして来た。男達はその笑顔と、ピンクの ひらひら から目が離せない。教官がボソッと言った。

「 “ キレイ ” と言うんだ 」
『 キーレイ …… 』

通り過ぎた女から、優しい香りがした。





 確実にボキャブラリーを増やした一行は、何機かのバルキリーと格納庫が見える広々とした屋外に出た。

「 やっだー! アハハ 」
「 うふふ。ね、おっかしいでしょ? 」
「 ぷっ。それって、イジョー 」

彼等の横を3人の女達がキャラキャラと声を上げ、並んで横切って行く。各々手には小さい手さげ袋を持っているが、こんな華やかな色に慣れない彼等には、目に痛いほどカラフルだ。


Welcome to MACROSS!


女達は眩しい太陽に笑顔を晒しながら、彼等に向かって片目をつぶって見せたり、頭を下げてみせたり。思い思いの形で歓迎の意を示す。教官が、ボソッと言った。

「 “ カワイイ ” と言うんだ 」
『 カーワイイ ・・・ 』

ひとりひとりは違うが、皆それぞれに心魅かれる。まるで授業で見せてもらった、色とりどりの花達が目の前でポンッ!と一斉に咲いたかのようだ。

一番小さいピンクの花が上半身だけ振り返って、胸の前で小さく手を振りながら舌足らずな発音で言った 。


Bay Bay ♥


『 地球のオンナは ―― 
「 敬意を表して “ ジョセイ ” と言え 」

『 地球の “ ジョーセイ ” は、カーワイイ 』


Thank you


 背後からの声に振り返ると、片手にクリップボードを抱えた女性が微笑んでいた。振り返った男達の目に、白い軍服が太陽の光を弾いて眩しい。


Welcome to MACROSS!


彼女はふっと生真面目な顔で敬礼した後、一転して鮮やかな笑みを彼等に残し、先程の3人の後ろに駆け寄る。元ゼントラーディ軍の司令官だった教官が、つぶやく。

「 ・・・ “ ウツクシイ ” ・・・ だ 」
『 ウーツクシ ・・・ 』

女性は前を行く1人の背を叩いて腕に手を掛け、じゃれるようにして彼女らの列の中にするりと混ざった。


うふふ ・・・ あはは ・・・ くすくす ・・・


笑い声がさざめき、女性達は爽やかな風の中を髪を揺らし、生き生きと歩いてゆく。

『 地球の女性は、美しい 』


おわり

ありがとうございます !!
ゼントラーディ文字は 
「 ゼントラーディ軍大本榮 」らんこ様より頂きました!

あとがき
こんなに上手く双方が受容できるか疑問ですが、「ゼントラーディさん達に明るい希望があるといいな」と思って書きました。 ゼントラーディ語を使ってみたくて、好きだったCMと併せて書いたSSです。彼らの教育プログラムはどんなものでしょうね。またもやエキセドルに活躍してもらいましたが、その内詳しく考えてみたいです。

いずれイラストが描きたい
登場した女性達は、誰が誰だかお分かりですか? マクロスグラフィティ―によると、ピンクのミニスカの彼女は「端原春香さん 18歳」だそうですよ。

資生堂 TSUBAKI
このコマーシャル、大好きです。♪よおこそ、日本へ~ と聞こえると、美人好きな私はつい振り返ってでも見てしまいます。有名女優達を惜し気なく集合させるのは、「さすが資生堂」なのでしょう。皆さん違ったタイプの美人で、表情や目が印象的です。「日本人であること ・ 女性であることは、誇らしい」、とすごく感じるCMではありませんか?


おまけ

 赤いバルキリーからパイロットスーツを着た女性が地上に降り立った。脱いだヘルメットからこぼれ落ちる緑の髪が、陽に透けて木漏れ日のように輝き、風に吹かれてサラリと舞う。

「 ミリア少尉は元ゼントラーディ軍、一級空士長だ 」

自分の名に反応した彼女は、伏せた目を上げた。長いまつ毛から現れる深緑の(きら)めきが、ゼントラーディ人達を射抜く。

「 お疲れ様です、ミリア少尉殿 」
「 ああ、見学か。ご苦労だな 」
「 いいえ 」

ミリアは立ち止まり、彼等一人ずつとゆっくり目を合わせた。

「 ようこそ、地球へ! ―― ここは、いい所だ 」

強い瞳を緩ませ、艶やかな唇でフッと笑う。

「 お前達も頑張ってくれ 」


 青いバルキリーから降りた男が緑の女性(ひと)の肩を抱き寄せ、彼女は信頼に満ちた目で彼を見上げる。


She is my wife


去っていく2人の背中を、しばらく男達は誇らしく見詰めた。

『 我々の女性も、強くて美しいな 』

おしまい

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