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「SS (二次創作小説)」
超時空要塞マクロス 第一部

輝のマクロス・ダイアリー

輝と未沙が不仲だった頃や、フォッカーとの掛け合い等が書きたくなりました。





8月×日 


女性の制服は、階級や職種で細かく分かれているらしい。


例えば

クローディアさんの深緑は、主任火器管制官   で、
ヴァネッサさん達の薄青は、オペレーター    らしく、
早瀬中尉の白に緑は、航空隊主任戦闘管制官   だ 。


ちなみに男は 「 好きにしろ 」  だそうだ ― …。


この艦は、女の人には甘くて、男は野放し、 だっ!

これはトップの趣味が出てるらしい。
艦長なんて、よく知らないけど。




8月○日 


先輩は横暴だ。


制服の色が選べると聞いて、青がいいと言ったら、

「 お前は赤だろ。 」

なんでか聞けば、

「 “ ヒヨッコの  はまっかっか ” って言うからなぁ  」

ときたもんだ!


「 それ、サル  ですよ。 それを言うなら “尻の青いガキ” って言うんですっ。 」

「 ナルホド。 日本語は例えがうまい。 教えてくれてありがとよ。 」
「 で、いつ交換してくれるんです? 」
「 なんだあ? お前、ガキでいいのか? 」
「 自分で言ったクセに … 。 オレは青が好きなんです! 」
「 お前は赤が似合うぞ。 赤にしとけ! 」
「 本気で言ってます? 」
「 バカヤロ! オレが言うことで間違ったことがあるか! 」

間違いはないが、ホラとジョーダンばっかりだ。
先輩は、ひとりでワハハと笑って、どっか行ってしまった。
ウソつけ! 手近にあったヤツを放り投げたら赤だっただけだ。
きっと、貸与記録を直すのがめんどくさかったんだ。

長年の付き合いのオレには分かる  !



8月△日 


全く! あのオバさんは頭にくる。


食堂で先輩と昼メシ食ってたら、クローディアさんたちが来た。
まずいな~ と正直オレは思ったね。
先輩の恋人だ。
当然いっしょに食べる。
こんなことなら、もっと小さい席にすればよかった。

「 未沙、アナタもお座りなさい。 」
「 私 … 」
「 他の席はもう空いてないわよ。 」

そうなんだよな。
大体どこも交代で昼をとるから、この時間はこむ。
クローディアさんは、中尉と仲がいいから、よく一緒に食べてる。
そうすると、先輩と食べることが多いオレと一緒になる。


キムがオレの隣に座り、中尉は斜め前だ。
女性たちはみな、小さい手さげを持っている。
一体何が入ってるんだろうと、いつもギモン。

「 わあ! 早瀬中尉チビバック替えたんですね。 カワイ 」
「 そう? ありがとう。 クローディアにもらったのよ。」
「 アナタは、オレンジが似合うと思って。 」


クローディアさんは、 黒いツヤツヤ 
キムは、 青のアミ  
中尉は、 渋めのオレンジ 


クローディアさんは、先輩の恋人だけあって、シュミがいい。
大人だから、キムたち3人みたくからかわず教えてくれるだろう。
1人だと別にだが、あの3人がそろうと急にイジワルになる。

「 そういうバック、みんな持ってますよね? 」
「 歯ブラシとか、お化粧品入れるから。 女の七つ道具よ。 」
「  と違って、女の子は大変。 トイレでいつも戦争よ。」

クローディアさんとキムが、女の事情を教えてくれた。

「 ふーん。 この船、女性用トイレ多いですよね。」
「 充実してるわよお。 パウダースペースはちゃんとあるし。
  でもロッカーと続きのとこが人気で、取り合いよ。 」

“ ぱうだーすぺーす ” ってナンだ   
やっぱりこの艦は女性に甘い。
オレたちなんか、ロッカーとトイレとシャワーがバラバラだ。
時々、すっぱだか で廊下を走ってくヤツもいる  ・・・
一体どうなってるんだ? この艦は …  


「 女性はトイレが長いからな。 
  男なんて “ ベロン ” と出して “ シャー ” だ。」

「 ヤッダー! フォッカー少佐ったら! 」

キムは笑って、クローディアさんは呆れて、 … 中尉は意味が分からない顔している。



「 おう、輝! お前の ブツ  “ チョコン ” か? 」


      ブーーーッ!!    


何てコト言い出すんだ  この人は!!  


      オレは思わず コーラ をふいた。



「 キャ~! なんてコトするのよ!! 」

中尉に飛んでしまった 
よりによって、なんでこの人なんだ 
今までオレにだんまりかと思えば、怒る時は大声だ。


「 ロイ! 」
「 キャハハハハー!! 」

クローディアさんは、叱りながらも笑いをこらえてる。
キムなんか、大笑いだ。
中尉もこのくらいの柔軟さを持ってほしいね。


「 その点、オレはだな!   」

まだ、先輩はバカ話しを続けようとする。


ダレかっ ・・ この人を止め ・ てくれっ ・・・  




8月××日 


今日は、マックスと柿崎とメシ     


2人はオレと年が近い。
入隊は15歳から可だけど、見回すと20歳以上の人が多い。
急なフォールドで帰る場所も養ってくれる親もいなくなった、オレたちくらいのヤツも最近は入るようになったらしい。
住むとこと3食にありつければ、特に技術がない子供なんか来るしかないだろう。


「 先輩、今日はおごりすか?  」


柿崎はしょっちゅうオレにたかる。
よく食うヤツで、いつも腹をすかせてる。
オレの部屋の  菓子  まで食いちらかす。
何に金をつかってるんだ?
オレを食糧庫とカンちがいしてるに違いない 


「 一条先輩、柿崎君はボクにもたかるんです。」


その点、マックスは礼儀正しい
仕事の面でも、柿崎にツメのアカを飲ませてやってくれ。
ヤツが飲みたいのは、女の子にモテるアカか。
マックスはモテる。
まあ、顔もいいし、気配りできるしな。
だから、“ 娘々 ” に行く時はつれて行きたくないのがホンネ 


「 金がなくて ~  」
「 お前、一体なにに使ってんだよ。」

そりゃ、駆け出しのパイロットの給料なんて安い。
でも、制服はあるし食事は出るし、そんなに使うとこないぞ。


「 そりゃ~、 まあ … 。」
「 キレイな お姉さんたち  の所ですよね? 」

コイツは先輩たちとよくアヤシゲな店に行ってる。
オレも誘われるけど、ああいうとこの女の人は、なんか迫力あって好きじゃない。


「 そんなことに金使うヤツには、おごれないな。」
「 そんなー! “ハラがすいてはドンパチできぬ” ですよ。」
「 大体食いすぎなんだよ、お前は! 」


この体を維持するには、確かに人より多く必要なのは分かるが。
いいよな。 オレは175cm。 180はほしいよな。
みんなデカすぎ。
もう少しで中尉に見おろされるとこだった。
ハタチ過ぎで伸びる女はいないだろうから、よかった。

これ以上、バカにされるのはカンベン。




8月○○日 


今日は “ 娘々 ” に行った。


残念。 ミンメイは出前中だ。
この店はすっかりオレたちパイロットの御用達  
ミンメイはみんなの アイドル だ。
かわいいからな。 いつも気が気じゃない。
だけどミンメイは出前の時、短いズボンをはくんだ。
足が丸見え。 見てるのはオレだけじゃないのに  


なぜかブリッジには行かないらしい。
もしかして、あそこは女ばっかだからか?
以前のデーターらしいが、軍全体での女性の割合は約30%らしい。
マクロスだともう少し高いかな?
それにしてもブリッジは女ぞろいすぎ。
だからカゲで  “女―あま―ゾネス軍団” って呼ばれるんだ。


全く、やっぱりこの艦は …   もう言っても仕方がない。


ミンメイはかわいいから、ああいうとこではイジメられるかも。




9月△日  わお~ん


先輩がイイトコ  行こうと言った。


「 やったー!  行きましょ 行きましょ! 」

柿崎 …、 お前、金なかったんじゃないか?
たかる気だろ。
そんなだから、女の子に嫌われるんだ。


この前なんか、3人に言われてたぞ。

「 あんた、コレ柿崎に渡しといてよ。」
「 ヤッダー! なんでアタシが ~ ? 」
「 ヤツと仲良しでしょ。」
「 あれはバツゲーム!」
「 ちょっと! 触んないで。 かきざ菌  がウツるぅ ~! 」
「 きゃー! エッチになるぅ ~ 。」
「 アタシだって、イヤよっ!」


    『 エンガチョ! エンガチョ! 』  


ちょっと、あんまりな気もするが … 

「 … 早瀬中尉にウツしちゃえば? 」
「 やめなさいよ ~ !」
「 オモシロそう バカな早瀬中尉 って見てみたいわね。」
「 カワイソじゃない! 」
「 脱ぎだしちゃったりして ~  」
「 …… 。 」
「 中尉って、ノースリーブとか着ないもんね。」
「 スレンダーなのにね。 」
「 ねぇ、これから付けに行くぅ? 」   


勝手にやってくれっ。

ただし、オレのいない所でな! 
中尉のハダカなんか、見たくもない。  ←  え~ ? 
それよりおたくら、エンガチョ 効かなかったな。

お大事に ! 



9月×日 


「 オネーチャンたちにモテモテ 酒も飲ませてもらったし! 」


柿崎たちは店に行ったらしい。
先輩のおごりだろう。
先輩は、よくオレたちを飲み食いに連れて行ってくれる。
やっぱり少佐くらいになると給料はいいらしい。
マクロスでは、ペイペイでもそこそこモテる。
オレたちパイロットは、一応 花・形  職・業 なんだ。


「 先輩も行けばよかったのに。もっとイイトコも行ったんすよ。」


どこ行ったか、大体想像つく。
オレはごめんだね。
好きでもない人となんて、気持ちが悪い  それに不純だ!


「 やっぱ、女の子はイイですねぇ。 先輩だって分かるでしょ? 」

知るか! 知りたくもない。


フォッカー先輩はこういう店にも連れて行く。
オレたちパイロットは最も死と隣り合わせの仕事だ。
1度は生きてる間に経験しとけ! ってコトらしい。
コイツみたく、1度してもハマって行くヤツも多いけどな!


「 戦いで高ぶった神経を休めるには、女のところが一番だ。 」


先輩は、連れて行くけど自分は入らない。
料金だけ払って帰って行く。
歓迎会でオレも飲みに行った帰り、先輩だけ戻ってたのを見た。
クローディアさんがいるからな。
女好きそうに見えて、ソウイウコトはしない人だ。
軽そうに見えて、実はかなり真面目な人なんだ。

そういうトコも、ちゃんとオレには分かってる。




9月○日  


今日も早瀬中尉だ  !


戦闘前のミーティングは、ブリッジと合同でやる。
時間があれば会議室で、なければモニターごしだ。
あたり前だが、中尉は必ず出席する。
そこで相手の情報と、戦闘の目的、作戦内容など中尉が説明する。
事前に先輩とクローディアさんや中尉は打ち合わせしている。
それを伝達するのが、ミーティング。
艦長は打ち合わせに出たり出なかったり。
百戦錬磨の艦長も、宇宙戦では勝手がちがうらしい。
なれた部下にまかせてるとゆー、 ウワ ・ サ ・・・ 


 
「一条少尉!聞いてるの!!」  

    キ ーー  ーー ン !! 



まだ耳がワンワンする       


全くナンだって怒鳴るんだ。
こんな怒鳴るオンナなんて、初めてだ

ちょこっとアクビしただけじゃないか … 。

今日のデート の約束にうかれて、夜なかなか眠れなかった。


「 一条先輩は、あからさま過ぎなんですよ。 」
「 別にワザとじゃない。 」
「 みんな上手くやってますよ。中尉は見破ってると思いますが。 」
「 上手くって、どうやって? 」
「 ちょっと下むいたり、アクビは口を閉じてしたり。 」
「 めんどクサイ。 」
「 ボクなんか、目を開けたまま寝てますよ  」
「 それ、すっげぇな  !! 」 


でも、マックスはミーティングの内容を全て頭に入れている。
睡眠学習ってヤツか?
なにをしても、スゴいヤツ なんだ。 

目を開けたままには、一番ビックリしたけどなっ 




9月△△日 


先輩とカフェで  を飲んでたら、バリアー班3人が同席した。
ここも女の子多いとこだよな。


「 キミたち、最近上手くなったね。 すごい回避率だ。 」
「 そおなんです。 今週はパナップがトップよね。 」
「 食券5枚もらっちゃった   」


週単位で回避率を出してランキングし、トップは商品がでるらしい。
ちなみにパイロットの撃墜率には、なんにもナシだ。

本当に、この艦は …     


「 マクロスを守ろうって気持ちが強いんだね。 」
「 そーなんですぅ。 みんなのためだと思うと、がんばっちゃう 」


先輩はあまり親しくない人には、 “ キミ ” とか結構丁寧に話す。
前に聞いたら、わざとクールに装ってるつもりらしい。
その方がオンナにモテる! と力説してた。


「 キミらに守られてるなら、オレたちは安心して敵と戦えるよ 」


女の子にモテるためって言うけど、オレはそれだけじゃないと思う。
だって、男にもそうだ。
先輩は口は悪いが、常識は知ってる。 

た ・ だ ・ し !  口は悪いが!!


大学で、 考古学 だかなんだかを勉強してたらしい。
その時期は、オヤジのチームにもあまり顔を出さなかった。
それなのに、なぜパイロットになったのか、ギモン だ。
そのうち、先輩に聞いてみよう。


オレも、勉強 は嫌いじゃない。
新しいこと覚えるのは面白いし。
でも、好きでもないかな 
漢字とか、ちょっとニガテ。
物理とか数学は好きだったけど、国語や古典はちょっと。
これじゃあ、受験は苦労するよな。


結局受験はしなかった。

食ってかなきゃならなかったし。
ファン ・ レーサーも維持しなきゃならなかったし。


中学を出たら、オヤジと世界中を回ろうって約束してた。
その前に死んじまった。
なんとか、中学は卒業できたからいいけど。
まあ、卒業は義務らしいけど。


小さい頃は、オヤジが長期でいないとバアちゃんに預けられた。
よく学校を休ませてオレを連れ出すオヤジに、 バアちゃん  は 
“ ろくでなしの父親 ” って言ってた。
ずっとオヤジについてきたかったけど、義務教育中はマズイらしい。

児童虐待になるそうだ。


バアちゃんは、「 高校くらい出ろ。 」 って言ってくれた。
オヤジと約束してたけど、口だけは行くようなことを言っといた。
口だけでも言っといてよかった。
バアちゃん、中学入る前に死んじまった  もんな。
面倒しか掛けれなかった俺たち親子には、せいぜいのババ孝行。


行くつもりはなかったけど、ちょっと 高校 にはあこがれる。
ミンメイが制服着てるの見ると、時々思うんだ。

「 オレにもこんな人生あったのかな? 」 … って。

ちょっとだけ、フウウじゃない生き方してきたのは分かってる。
生まれた瞬間には母さんはこの世にいなかったし。
今は誰もいないし。

でも、そんなの別にオレだけじゃない。
ちょっと日本が恵まれてただけだ。

ただそれだけのことなんだ。


あーあ。アパートの荷物、住人が行方不明ってことで出されてるな。

ちょっと 写真 の1枚くらい残してほしかった。
ミンメイの叔父さん叔母さんを見てると、そう思う。
でもそれは、ほんのちょっぴり思うだけだ。




10月×日 


もう日記は止めようと思う。


読み返してみると …

    先輩 の グチ
    中尉 の グチ
    柿崎 の グチ

    先輩 の グチ
    中尉 の グチ
    柿崎 の グチ

    泣きごと


こんなんばっかだ


オレが死んだ後、だれかに見られたら暗いヤツと思われる。
この前、柿崎のヤツが勝手に見ようとした。

どういう神経してんだ


うわっ! 最後は柿崎でおわりかよ。



そうそう 

そう言えば、  早瀬中尉が  
    カーン!  


                                 おしまい



あとがき

輝も結構楽しくやってたんだねー  !
と思っていただければウレシイです。

少々、マクロス・オールスター気味。今度はカムジンにゼントラ日記でも書いてもらうか?

輝は16歳設定。ちょっと荒い口調が、一人称で少年っぽさのつもりですが、いかがでしょう。

輝のマクロス前エソードって少ないので、お話にしてみたかった。
いずれ、もう少し詳しいSSにしたいな。



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