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「SS (二次創作小説)」
Macross After

町崎健一の世界

 イヤ過ぎるタイトルでしょうか(笑) 前々から書きたかった、指令センター茶色1点。例のカレ視点です。カレから見た指令センターの面々や、輝未沙カップル。TVでは描かれる機会が少なかった、カレの内心やキャラ。

以上を輝未沙の結婚式前~当日もちょっぴり交えて、ジットリMODEでお送り致します。


地獄絵図

一体、ナンの話だろう …


 僕の職場は、針のムシロだっ。ジゴクだ! これもみんな、あのアクマのような女共のせいだ ~~ !!

2012.9.1 UP


 指令センターには3人のメイン情報管制士官がいて、コイツらが僕の繊細な心を日々ズタボロにする。今日も今日とて、大荷物を抱えた僕を言葉で小突き倒す。


「 ちょっとぉ! 町崎、ジャマよ !! 」

 このオンナはキム・キャビロフ中尉。で、基地内伝達の主席担当。ノリと面白さ重視で、イヤな事をズバリと指摘してくる。僕に対して嫌悪を隠そうともしない、イヤ~なオンナだ。

 自分を「ボーイッシュなギャル」なんて言うけど、ただ髪が短いだけじゃない? ―― まぁそれが、似合うんだけど。


「 まちざきッ! そこは非常用ハッチだから、塞いじゃダメ! 」

 この子はシャミー・ミリオム中尉。で、航空管制指揮官補佐を担当。だからコレでなんと戦闘指揮も執り、結果 “ 皆殺しのシャミー ” と囁かれた時代もあったらしい。一見ヌケてるカワイイイ系だが、実際は憎たらしいくらいにマヌケてる。そのクセ何かちょっとでもあればキンキン声で注意してきて、周りにバレバレになるから厄介なんだ。

 自分を「ガーリッシュ」なんて言うけど、ただ子供っぽいだけじゃないの? ―― まぁそれが、萌えるんだけど。


「 町崎。それ、ソコじゃないから 」

 彼女はヴァネッサ・レイアード大尉。で、主に通信・レーダーを担当。早瀬中佐の後任で、今は指令センターのナンバー・ワン。仕事中は落ち着いた上品な理知的メガネ美人だが、3人組になると途端にワルそうに見える。他のヤツらと一緒になって攻撃してくるワケじゃないけど、僕を見る目が冷たい … 。

 キムとシャミーがワーワーやってる後ろで余裕で微笑んでるけど、ただの腹黒なだけではないのでしょうか? ―― まぁそれでも、僕的には好みのタイプなんだけど。


「 町崎クン。それは、倉庫に置いて頂戴。重いのに、悪いわね 」

 この人は、早瀬未沙中佐。ご覧の通り、派手じゃないけど美人だ。移民準備室長に大抜擢され、女性ながらに1番艦の艦長に確定しているトップ・エリート。前指令センター主任で当時、両腰に手をやり仁王立ちで第1セクションから見下ろす姿は、センター中の空気をピリリと締めたものだ。

 でも休憩中は他のヤツらが僕を無視する中、優しく「町崎クン。美味しいわよ」なぁんて、お菓子を差し出してくれる女らしい人だ ―― まぁでも、高嶺の華ってカンジ。


「 いや、あの … 。すっ、すいませーん! 」

 そして僕は、町崎健一少尉。指令センターに配属されて、もう1年半以上だ。センターには非常勤を含め50人くらいが所属してるけど、男は僕を入れてたった3人。マクロス時代からの暗黙の了解?で、センターは女性が基本。ちなみに理由は、元艦長だった「グローバル総司令のシュミ」説が一番有力らしい。

それにしてもパブロフの犬状態なのか。どうして僕は理由がなくても、すぐ謝ってしまうんだろう …… 。


 センターの男性職員は、みなハイ・レベルな技能を買われてるから配属される。僕の場合は ――

「 早瀬中佐。ちょっと、すみません 」
「 一条少佐ったら。お昼になれば、準備室に戻るのに 」
「 ちょっと急ぎでさ 」

 コイツは、一条輝少佐。パトロール隊の中隊長だっだから、前はセンターによく来てた。去年12月から開始の、「軍内の日常連絡は基本メールとする」というコンセプトで構築した連絡システム。その運用後は大分減ったけど、他の中隊長よりダンゼン来てた。


 何故かって言えば ――

「 これ、昼までに総司令に提出なんだ。その前に、室長の決済が必要でさ? ココにひとつ、サイン頼むよ 」
「 また! 書類作成は期日に余裕を持ってって、言ってるじゃない 」
「 今まで上のサインとる手間がなかったから、まだ慣れないんだ。ゴメン! 今回だけ。なっ? 」
「 ―― これは今日処理しないと困るわね … 。はぁ ・・ 。今回だけよ? 大隊長は、目くら判だったものね 」
「 サンキュー! でさ。今日の昼メシ、弁当作ってくれたんだろ? 」

 ナント、早瀬中佐と付き合ってるからだ。中佐の方が、上官だぞ? ―― でも美人だ。中佐の方が、年上だぞ? ―― でもスタイル抜群だ … 。

 ぐっ ・・・ 、ぐやぢぃ …… 。最近知ったけどコイツ、僕と同い年なんだ。それなのに僕は准尉で、コイツは少佐。僕は生まれて以来1度もカノジョなし、コイツはリン・ミンメイと年上美人! 一体ナニが、違うってんだ !!


「 ついに少佐も、ケッコンかぁ …… 」
「 こうして見れば、あの2人。結構、お似合いよね 」
「 うん ・ うん。一条大尉、ちょっぴりオトナっぽくなったカモ 」

 あ゛~~~ !? ど ~ こ ~ がぁ ~~ ? ナンだい、あの頭っ。いっつもモサモサ生やして! 美容院 ―― いや。あんなヤツ、どーせ床屋だ床屋 !!

「 単に私達が、見慣れただけじゃない? あの人達が並んでるの 」
「 かもね。2人とも移民準備室所属になってから、よく一緒してるもの 」

 キムもたまには、いいコト言う。僕に恐っそろしくキッツイけど誰にもキツイのが、彼女のイイトコなんだ。妙に現実的な意見を時々言うから、ナマイキに見えるけど。それともホントは知った被ってるのに、ツンぶりっ子してるだけかな ―― それ、萌えるかもおぅ … 。


「 いいなぁ~。愛し合う2人が、同じ夢に向かって進んで行くっていう …… 」
「 奥サンの方が華々しくて、ダンナは地味~ってカップルだけどね。まぁ女としては、確かに羨ましいワ 」

 そうだ、そうだ! オマエみたいなモサが、スタイル抜群で綺麗なお姉さまで ――

「 3人とも! 息抜きは結構だけど、そろそろ戻って。私が何の為に相談に乗りに来たか、分からないわ 」
  「 「 「 ハーイ 」 」 」

教え上手で公平で、頭が良くって ――

「 うん、もう。 でも、相変わらずの子達ネ。うふっ 」

 「うふっ」だって! 早瀬中佐って、なんだか時々カワイイんだよなぁ … 。町崎クン・ ・とかって、やさし~く呼んでくれるし …… 。  ← 単なる自分勝手な妄想


「 未沙。昼メシ、今日どうする? 」

 なのに、コイツっ。どーして、コイツ! コイツと僕の違いなんで、身長にして18.3cm (個人データーを盗み見た)、体重にして8.7kg (これは多い方へ)、髪の量 (デコがもろヤバ、と言われたことアリ)、系統 (エース・パイロットと理系オタ) ―― 遺伝子レベルで言ったら、プラス・マイナス1.0%未満差だって言うのに!(ヒトとチンパンジーは、5%差)  うぅるさいっ!
 
なのに! どうして!? 僕好みの綺麗なオネーサンで、優しい ――


「 町崎君ッ !? グズグズしてないで、早く持って行って! 」
「 はっ、はいいぃぃ ~~~ !! 」

 久し振りに、キターー!  早瀬中佐の、ニラミ。昔はオニのように怖かったらしいけど、僕が来た当時も怖かったけど … 。徐々に人柄が丸くなっていったのは、見てて分かった。ピリピリする時が減って、話し掛けやすくなったと言うか。

 だから僕も割と気軽にしゃべれるんだけど、たまに周りがヘンな反応するんだよなぁ。キムに引っ張って行かれたり、シャミーが「ひぃ ・・・」となったり、ヴァネッサが話に割り込んだり。アイツらが不自然な動きをして、後で「アンタ。慣れ慣れしいのも、いい加減にしたら !? って言われるんだ。

 中佐自身は変わらない(町崎が気付かないだけ)から、アイツらが気にし過ぎなんだ。ヤツだって、言いたいコト言ってるじゃないか。平凡男のクセして!


「 コレ、1人じゃ重いぞ? 俺が一緒に運ぶよ 」
「 い、いいの … ? 」
「 どうせ準備室に戻るトコだし 」

 そう言ってヤツが箱の反対側を持ったら、さっきまで息も絶え絶えだった重さが楽になった。僕の身長に合わせて腰を落とすヤツの方が、きっと大変なハズだ ―― コイツ、なんか ・・・ 。


「 指令センターって女ばっかだから、大変そうだな 」
「 う、うん …… 」
「 よりによって、あの3人組の近くの席だし 」
「 うん 」
「 町崎少尉、すぐ辞めちまうんじゃないかって思ってたけど。アイツらと一緒の職場で、よく続いてるよ 」
「 あ ・・・ 。ぼ・僕の名前、知ってる? 」
「 だって、伝令で時々話してるし。センター行けば見掛けるし 」

 そう言うとヤツは「重くてヤんなったから、一時休憩」と、途中で荷物を置いた。疲れて息が上がってたのは僕で、ヤツは全然平気だったのに ――やっぱりコイツ、もしかして結構イイやつ …… ?

 僕が思うにヴァネッサは、実はコイツのコト好きなんじゃない? ああいうタイプの人が気に入るの、実際に接してみて何となく分かる気がする。


「 早瀬中佐も、キツイからなぁ … 。俺も何度も怒鳴られたよ 」
「 でも ・・・ それで、ナンで …… 」
「 付き合ったかって? 何でかなぁ。でも中佐の事は、大した人だと思ってる。俺なんかで悪いな、ってくらい 」

 早瀬中佐には「未沙」って仕事中でも時々呼び掛けるけど、他に人に話す時には苗字に階級付きで言う。食堂でパイロット仲間に名前で言ってるのを聞いた事はあったけど、あんまりカレシ面しないヤツなんだ。それに飄々としてるようだけど、周りから「釣り合わない」なんて、結構言われてたのかも知れない。

 パイロット部隊は体育会系で、上下関係に厳しかったり男クサイのが多い。平気でカノジョとのエッチ話なんかを、昼間の食堂で自慢気にしてるのまでいる。僕は頭脳派だから、そういうのは軽蔑してる(でもエッチ話は聴く)

 一条少佐はそういった体育会系のニオイが、あんまりしない。かと言って文系でもなくて、言うなれば「帰宅部」っぽい? 1人でのんびりと気を遣わず、自分の好きな事に集中してるタイプかな。


「 ああ、重かった。こんなの1人でって、無理だよな 」
「 ああ、うん。そうだね 」
「 どうせ3人で固まっておしゃべりしてるなら、アイツ等が3人で運べばいいんだ 」
「 ホントだよ! 」
「 だろ? んじゃ俺、ここで 」

 一条少佐は僕に恩を着せるでなく、倉庫に運び終わるとサラリと帰って行った。今まで気付かなかったけど、なんだか爽やかで気楽に話せるヤツだ … 。もし一緒の部署だったら、結構気が合ってたかも知れない。実績があって少佐で、メガ・ロード護衛部隊長なのに。全然エラぶった所がない、フツーの同級生みたいだ。

 一条クンなら「キモオタ」なんて言って僕をいじめたりせず、友達になれたかも ――





 輝と未沙は、艦長室で昼食を摂っていた。輝は普段、マクロス外に新たに造られた一般用食堂で仲間と食べる。以前の食堂は、マクロス・シティ防衛戦で破壊されてしまった。

 マクロスは平和のモニュメントとして修復され、最上階のセレモニー・ホールは一般客用の展望レストランになった。一階表側はショッピング・モールとなり、空港や他シティと結んだリニアモーターカー・ステーションと直結している。新たに整備されたマクロスとその周辺地域は、地球各地からの観光客で連日にぎわっていた。

地球の首都は移民時代の揺籃期に沸き、まさに文化を絢爛と花開かせていた。


 未沙は他の艦長候補らとマクロス内の高級士官用レストランだったり、たまに輝と食堂で食べていた。艦長に確定して個人の執務室を持つようになってからは、弁当持参で1人で食べる事が多い。

 マクロスの裏側は基地とつながっており、総司令室など機密性の高い重要部分のみ上階に残された。一般民が使う部分と階が完全に分けられており、民間人が軍施設に足を踏み入れる事は決してない。その一部に移民準備室があり、隣接して第一艦長室があった。

 要人が訪問する事もある艦長室は、それなりの威厳を意識した部屋だ。その一角に備えられた重厚な革張りのソファで、輝は満足気に腹を伸ばした。向かいに座る未沙は、完食済みの弁当箱をまとめている。

「 弁当、いいよな~。ウマイし、身体にいいし、楽だし。結婚してからでいいけど、俺も毎日弁当にしてよ 」
「 やぁよ 」
「 未沙だけ、ズルイぞ。どうせ自分の作るんだから、ついでじゃないか 」
「 私は、手間の問題で言ってる訳じゃないの。隊長のような管理職は常に現場と身近じゃないと、って思って 」
「 未沙だって、管理する人だろ? 」
「 隊長と艦長じゃ、管理者として望ましい姿が違うのよ 」
「 ふーーん 」
「 艦長はあんまり身近な存在でない方が、いいと思うの 」

 未沙の言いたい事は、何となく分かる。でもそれじゃ、寂しくないか? 指令センターだけじゃなく準備室のヤツ等やあちこち、折角 “ 仲間 ” が出来たのに ―― 輝はそう思ったが、口にはしなかった。彼女の言う通りな気がするので、言うだけ迷わせると思うからだ。

輝も中隊長の立場になってから同じ事を少し感じ、艦長ならそういった部分は尚更であろうと思った。


「 さっきは荷物、どうもありがとう。重かったんでしょ? 」
「 まぁ、そうでもないけど … 。何だかひ弱そうなヤツ、と思ってさ 」
「 そうなのよねぇ … 。軟弱なのよ 」
「 でも見た目ほど、大人しいヤツじゃなさそうだぞ? 」
「 ええ。結構ガンコなの。自分の考えに凝り固まってる、って言うか 」

 ああ、何となくソレは分かるな。時々ジトッと見られてて、何だろうって思ってた。あの目付き。割と ・・・ 結構、しつこいタイプっぽそうだ ―― そう思ったが、別にどうでもいい事なので口にはしなかった。

 輝はあまり悪口が好きじゃなく、よく女同志で遠慮がちに ・ 実際は話す気マンマンなのを見ると「面倒くさい」と思う。だが男なら無いかと言えばそうでもなく、中には明らかな悪口を面白がって吹聴して回るヤツもいる。未沙曰く「要は個人の品性で、性別は関係ない」そうだ。


「 プログラマーとしては、確かにかなり優秀なのよ。でも仕事って、それだけ出来ればいいって物じゃないでしょ? 」
「 まぁね。人とのやり取りが、どこでも付いて回るからな 」
「 相手の言いたい事を理解したり、感情を察したり。そういった部分が、丸っきりダメなの 」
「 ダメまで言うコト、ないんじゃない? 」
「 ほんと、ダメなの … 。ヘンな詮索したり、踏み込んだコト言ってみたり。何て言うのかしら? 女性にとって、すごくイヤ~な感じの時があって 」
「 男でもあるぞ、アレは。例え一緒に仕事しても、親しくは付き合えないかなぁ 」

 艦長室脇にある小さな給湯室で、輝が弁当箱を洗い、未沙が食後のお茶を入れる。移民準備室長になってからの彼女は、時々プレッシャーで参ってしまう事があった。だから仕事中でも輝と2人きりで食事をとる機会を、時々作る様にしている。

 彼のそばにいると、自分を覆うキリキリした空気に風が吹く気がする。その後に取り巻くのは、他人ひとはもちろん、自分の気持ちも受け入れようと思える穏やかさ。

2人の結婚式まで、あと約2カ月。




 くっそ~~! 今に見てろ! いつか、きっと復讐してやるっ! オマエらなんか ・・・ オンナなんか! だから女の集団に居るの、イヤなんだ。他の男達は「オマエが女の中にいても、意味ねェんじゃね?」なんて嫉妬するけど、知らないんだ。アイツらが、どんなに恐ろしいか。

 バカで色ボケで「ヤセたい」って常に思ってるクセに大食いで、下品で嫉妬深くて人をコキおろすのが大好きで。人前でゲップ、平気でするんだ ―― え? オナラじゃないだけ、マシ? けどテーブルに両足乗っけて、指を広げる運動してるんだ。「町崎。パンツ、見んじゃないわよ」なんて。誰がオマエのパンツなんか、見るかっ! ―― え? 水虫じゃないだけ、上等?

と ・ に ・ か ・ く! アイツらのせいで、僕の女性観は破壊された。ああ ・・・ 僕の救いの女神は、二次元の世界にしかいないのか …… 。


「 ううっ ・・・ 。こんな時、職場に友達がいれば …… 」

 あの3人組だって、要は仲間がいるから強気でいられるんだ。愚痴聞いてもらったり、味方してくれたり。僕だって、僕にだって … ! ―― いない、か …… 。


「 一条クンなら、解ってくれるかも … 」

 そうだ。さっきだって彼、分かってくれたじゃないか。恋人の好みも似てるし、彼ならいいかも知れない! 僕の話をウンウン聞いて慰め、僕を喜ばせようと「ホントあの思い上がった、性格ブス女共。滑走路に転がしといてくれれば、俺バルキリーで轢くよ」って笑って言ってくれるに違いない ―― なんて、いつもの精神リハビリ妄想が、また始まりそうになった時。人気のない所に惹かれて、非常階段に出た。

 初めて知ったそこは、マクロス・シティが一望できる風光明媚な場所だっだ。それなのに何故か、全然人がしない? 穴場かも知れない。これから女共に泣かされたらココに避難して、リハビリ妄想でHP ・ MPを回復しよう。


「 ・・・ から、あなた ・・・ 」
「 わか ・・・ でも ・・・ 」


 ん … ? 誰かいる? 男と女みたいだけど、ちょっと言い合いっぽい。何だか面白そうだから、そ~っと近づいて聞いてやろ。アイツらの鼻を明かす、面白いネタになるかも知れない。


「 たった2週間じゃない 」
「 2週間も、だ 」
「 仕事だもの、仕方ないでしょ。ケータイだって、あるんだし 」
「 何で結婚するってのに、1人でそんなに長く出張させるんだよ 」
「 命令じゃなくて、私が組んだ予定よ。それに家族がいたって単身赴任する人もいるんだから、結婚は関係ないわ 」

 早瀬中佐と一条少佐だ。これはアイツ等、絶対ウラヤマシがる! 時々 “ ケンカップル ” って冷やかされてた2人だけど、これはケンカと言うより …… 。


「 そうかも知れなケドさ。未沙のその “ 仕事だから仕方ない”っての、イヤだ 」
「 ―― ごめんなさい 」

 へ~! 中佐が謝っちゃってる。さっきまで一条クンがダタこねてるって感じだったけど、亭主関白なだけなの? 早瀬中佐も仕事を離れれば、本当は「夫の一歩後ろを着いて歩く妻」的な女性ヒト !? 

それこそ、僕が望んだ男女関係だ! 「アナタ ♡」なぁんて! うーん、妄想が弾む。


「 もう、いいよ ―― 出発前は俺ん、泊まるだろう … ? 」
「 出張の大荷物、持って行ってもいいかしら? 7:30出発なの 」
「 その方が朝、ゆっくり出来もんな … 」
「 ええ … 」

 ふ~ん … 。お互いの家に出入りしてるのは知ってたけど、やっぱり泊まったりしてるんだ。時々「あの2人、ドコまでいってるんだろう」なんて、女共も男等も下世話な噂してたけど。泊まってるって、そーゆーコトだよねぇ? 一条クン。キミとはいいトモダチになれると思ったけど、カノジョ持ちはやっぱり僕には無理かも知れないね。

話が聞こえなくなったけど ―― もうちょっと、近くへっと。


「 ホントは、寂しくない訳じゃないのよ? でも「仕方ない」って言わないと、私ちゃんと仕事できなくなりそうで 」
「 分かってる。さっきはゴメン。前はそんな事なかったのに、今は離れるのヤなんだ 」
「 どうして、嫌に変わったの … ? 」
「 だって俺達、前はこんな風じゃなかったし …… 」

 ナンだが、雰囲気がヘンだぞ? むむむ ・・・ 2人の影が、くっついてる … ? もしかして、抱き合ってる? ちょっと、のぞいて ―― ヒヤー! こ、これは、スゴイ! 早瀬中佐が一条の首に腕を巻き付けて、一条が中佐の腰を抱き締めてるっ !! そんで鼻がくっつきそうな近さで、見つめ合っちゃったりしてる ・・ から、この後もしかして …… 。


「 こういうの知っちゃうと、離れるの無理だよ 」
「 私も …… 」

 ハイ、オマエ。おトモダチ対象外、決定。非モテ族の僕とは、決して相容れません。そんな口説き文句言えるヤツ、仲間じゃありません。仲間どころか ―― あぁ ・・・ 。だからキスって、 “ チュウ ” とも言うんだぁ … 。生キッス、ボク生まれて初めて見ましたぁ … 。


「 今日は未沙ん家、行ってもいいよな 」
「 ん ・・・ 。でも明日も仕事なのに、遅くなっちゃうし 」
「 そんなに長くしないからさ … ? 」
「 ほんとう? こういう時の輝って、信用できないンだから 」
「 一応そのツモリって、言っておくかなぁ。信用できないのは、俺じゃないよ 」
「 なら、私ってコト? 」
「 俺のガマン、かな …… 」

 この甘ったるい会話。とても、あの2人とは思えない … 。ヤラシイ事なんて嫌悪しそうな早瀬中佐と、仕事以外では男オトコしてないアイツと ―― うわぁ ・・・ 。コレ、もう “ チュウ ” なんて言えない。これがウワサのディープ × × ってヤツ、なんでしょうかぁ …… 。

 ああ、クソッ。あのヤロ、早瀬中佐の顔隠しやがって! うわぁ ・・・ 。中佐、アイツの髪に指入れながらキッスって … 。一条、ソコどけっ! 色っぽい中佐の顔、ゼンゼン見えないだろ!

それにしても、このカンジ … 。この人達ココで、おっぱじめる気デスカ …… ?


「 オマエ。誰だ 」
「 ひぃぃ ・・・ っ! 」

 突然エリ首を引っ掴まれて、片手で高々と吊り下げられた。あのっ! 息、出来ないんですけど! 連れて行かれた先で放り投げられて、廊下に転がる。

「 ミリア中尉 」
「 その声、指令センターの男だな 」
「 声? 」
「 私は不快な物は、目に入らないようになっている 」

 僕の腹を踏みつけるのは、この度パトロール隊の副隊長になった、ミリア・ファリーナ・ジーナス中尉だった。アイツの後任として隊長になった、マクシミリアン・ジーナス大尉の奥さんだ。マクロス・シティは都会的な美人が多いけど、1番の美女はこの人だと思う ―― それにしても、不快なモノってなんだろう?




 僕の身元を確認できて、中尉は足をどけてくれた。怪しい侵入者が最近いるらしく、警備を強化してるんだ。

「 あの場所は、立ち入り禁止だ 」
「 そそそそんな表示、ありませんでした! 」
「 お前は、馬鹿だな。公にしないが共通の決まり事と言う物が存在するのは、集団社会の常識だろう 」
「 きききき決まり … ? 」
「 ああ、そうか。人の逢引きを盗み見るくらいだから、お前にはそういった倫理が無いのか 」

 この人、コワイんだああぁぁ! ほら僕の足、ぶるぶるイッてる … 。同じ怖いでも、他の人と違うこわさ。はたかれると物凄い音で衝撃が全身を駆け抜けるんだけど、すぐ赤味が引く手形くらいであとにはならないと噂に聞く。吹っ飛んでもすぐ起き上がれる程度の破壊力で、むしろ見てる方がショックを受けるらしい。

TVのお笑いなんかで見るような、 “ 見せる暴力 ” っていうヤツかな ―― なんて、分析してる場合じゃない!


 ケガしないって分かってても、気持ち的には本気でコワイ ―― ああ、涙が …… 。

「 ならば私が、お前の肝に銘じてやる。あそこはな、あの2人の逢瀬の場だ。だから皆、近寄らない 」
「 みみみ皆んな、しししし知ってるんですかあ … ? 」
「 お前、仲間から聞いてないのか? ああ成程。仲間が、いないのか。仕方のないヤツだな。困った事があったら、私に聞け 」

 言葉は硬いし笑ったりもしないから怖そうだけど、3人組が言うには実はイイヒトらしい。マクロス時代にかなり地球人に親切にしてもらったらしく、その恩を返したいそうだ。

「 仲間はいいぞ。仲間を作るには、まず、そのダラシない身体を何んとかしろ。もっと野菜を食べて、動け。何なら私の訓練に、オマエも参加するか? 」
「 い、いや。けっ、結構ですうぅぅ ・・・ 」
「 なんだ、泣いてるのか。健全なる精神は、健全なる肉体に宿る。オマエの歪んだ精神も、私が叩き直してやるのに 」


 恐怖と感動でよく解らないけど、言う事はキツくてもいい人だ! ―― 超・美人だし。ちょっとヒドイ事言われてる気もするけど、優しい人だ! ―― ナイス・バディだし。

僕はペコペコお辞儀して、逃げ帰ろうとした。

「 どうしてオマエは、そんなに卑屈さが滲み出るんだ? 」
「 あら、ミリア。どうしたの、こんな所で 」
「 早瀬中佐、一条少佐。うるさくして、すみませんでした 」

 2人が非常階段口から入って来た。いつもの清潔そうな早瀬中佐と、のほほんとした一条 ―― さっきまで、あんなにヤラしーコトしてたクセに! 男と女なんて皆んなドーセ、しらーっとした顔して裏じゃあんなコトしてるんだっ!


「 犯罪者予備群を、更生させていたところです 」
「 犯罪 … ? ああ、そうだわ。ミリアに話したい事があったの。これから艦長室でお時間、大丈夫かしら? 」
「 ええ、結構ですよ。じゃあ、一条少佐。いくら事情があったとしても、邪魔をして失礼した 」
「 え ・・・ ? う、うん。別にいいさ 」

 どうやら僕の行為は、バレなかったらしい。ホッ ・・・ 。 ヤツはキョトンとしながら、理由も分からない謝罪を追求しようともせず許す ―― 甘い男だ。何の疑いもせず、僕を助け起こそうと手を差し出す。親切そうな顔して、騙されるモンか! 本当のお前は、やらしいヤツなんだ。


「 大丈夫かよ、涙目で。ミリアにズバズバ畳み込まれて、追い詰められたのか? 」
「 べっつにぃ~? 」
「 倒れてたけど、殴られた? あいつ、その辺の男より強いからな。普通マイクローン化するとパワーが落ちるらしいけど、ホントかよって感じだぜ 」

 僕を弱い奴だって、言ったなぁ! オマエより力は弱いかも知れないけど、僕はオマエなんかじゃ太刀打ちできないスキルがあるんだ!


「 そろそろ精査が終わる頃だから、もう帰るよ 」
「 俺も行くよ 」
「 今度のプログラムは、絶対だ。誰にも破れない 」
「 プログラム? ああ ・・・ 。プログラマーなんだってな。伝令でしか関らなかったから、知らなかったよ 」

 やっぱりコイツ、僕を軽ろんじてたんだ! 伝令はセンター業務の全体像を把握した方が、より実用に沿ったシステムを構築しやすいからやってるだけなのに。ちょっと、僕のスゴさを教えておいてやらないと。


「 遊びでソフト作って売ったりしてるけど、キミ知らない? すごい売れたんだよナー。僕の傑作 」
「 へぇ。何てソフト? 」
「 タイピング・ソフトで “ 激・愛打 !! ” っていうんだ 」
「 ええっ! あなたがMC.K !? 」
「 あ! もしかして、バレちゃったぁ? 売れ過ぎちゃってさぁ。マスコミとかファンがうるさいから、ネイムとフェイスは露出しない事にしてるのになぁ 」
「 あんた、スゴイな! 俺あれでタイピング、勉強したんだ 」
SS「輝の月読日記 ~ 神無月 ~」で登場
以下の説明は私の設定で、実在の某ソフトの内容は存じません

 フッフッフッ ・・・ 。コイツ、本気で驚いてるぞ。やっぱり僕は、大したヤツだろ? もっと感心しろ。僕をリスペクトせよ。お前が中佐とイチャイチャして(怒)遊んでる間に、僕は血を吐きながらカメの如く地を這いずって才能を伸ばしていったんだ。


「 ゲーム感覚で出来るってのが、いいよな! 」
「 ただ練習・練習でやれるのは、一握りの人間だけさ。売れる物を作るには、広いシェアを狙わないと 」
「 ストーリー・モードは、誰が考えたんだい? 正直、アレはかなりビョーキ ――
「 僕だよ。日々妄想した事を元に、萌えツボを押さえた脚本になった 」
「 ―― あ、ああ ・・・ 。そう言えば、オタ系 ―― あ~ ・・・ コアなファンが付いてるって、TVで聞いたな 」

「 キャラクターの作画は、萌画神のビジュモト御大せんせえ だ。彼とは、個人的に仲良くさせてもらっててね 」
「 あの、キモオ ―― えーっと! あるテの絵を描かせれば、5本の指に入るとかって言う? 」
「 5本じゃない 」
「 違うの? 」
「 ―― ズバリ、3本だ 」  ш ( `・・´ )=3 「ふんっ」 イバリっ!
「 あっ、そう … 」

 僕の作品と人脈に、素直に驚くヤツだ。非モテには敵の存在だが、それさえなければイイ奴かも知れない。こうして見れば地味だし、こういう毛に限って将来はヅラかも知れない。


「 僕的には彼が1番だと思ってるけど、萌えにも派閥があってね。例えば ――
「 あのさ。俺、コレ渡そうと思って 」

 人が持論を展開しようとしてる時に遮るのは、サークル内のルール違反だぞ。全く、何を渡そうと ……

「 結婚式の招待状。ホントは未沙から渡すべきなんだろうけど、俺からで悪いな 」
「 い、いや …… 」
「 指令センターで未沙が世話になったし、俺のタイピングも上達させてもらったし。サンキュー 」
「 う、うん 」
「 結婚式って言っても、そんな形式ばったモンじゃないんだけどサ? だから当日は、普段着で構わないよ 」

 差し出された招待状は、早瀬中佐の綺麗な字で「町崎 健一 様」って表書きされていた。裏には「ぜひ、いらしてください」とあって、押し花が貼ってある ―― 個人の晴々した席に呼ばれるのも、こんな丁寧な封筒をもらうのも初めてだ(今までは体育館ウラ呼びとか、不幸の手紙だったから)


「 まぁ俺は、一応畏まった格好するんだ。ははっ。 ガラじゃないし照れくさいケド、しょうがないよな 」
「 そんなコト、ないよ。早瀬中佐と並ぶんだろ? ちゃんとしなくちゃ 」
「 そうだよな。少しでも “ らしく ” しとかないと、未沙に悪いもんな 」
「 中佐ずっと君の事、好きだったみたいだし … 幸せにしてやらなきゃ 」
「 …… うん 」

 生意気にも彼は、早瀬中佐を泣かせた事があるんだ。あの時はセンター皆で固唾を飲んで、2人を見守った。だから僕もつい、悪感情を持ったりもして … 。

うなずいて下に目を落としていた一条少佐は、気を取り直したように笑顔を見せた。

「 じゃ、俺。コッチだから。またな! 」
「 あ、ああ。また! 」


 あ! 大事なコト、言い忘れた。急いでたみたいで駆けて行く彼に、僕は思いっきり大声を張り上げた。


「 ありがとう! それと、おめでとう !! 」


 一条少佐は振り返らず片手を上げて、親指を立てて僕に応えた ―― ちぇっ。やっぱり彼は、イイ奴だ。やらしいコトしてるけど、爽やかだ。


パン パーン!   ボボン!


 6月の青空に花火が鳴り響き、一条・早瀬両佐官の結婚式が華々しく執り行われた。June bride(ジューン・ブライト)だ。新郎は軍の式典服で、花嫁はウエディング・ドレス。純白のドレスの早瀬艦長は美しかったし、婚礼用の白い軍服は一条大隊長を数段オトコマエにした ―― と出席者達は言うけど、僕はそう思わない!

「 なに、アイツ。結婚式にアレは、ナイわよねぇ … 」
「 アンタなんかが、早瀬中佐の神々しいウエディングを(けが)さないでよっ! 」 (泣)
「 ジョーシキ知らずもあそこまで行くと、広範囲な公害ね 」

 どうして皆んな、スーツやドレスなんだ !? こんななら、僕も一張羅のモーニングを着て来れば良かった!


「 町崎。困ったら私の所へ来いと、言っただろう? 」
「 ミリア中尉 … 。だってアイツが “ 普段着で ” って …… 」
「 そんなのは、こういう場に招待する時の決まり文句だ 」
「 くそぉおおお ・・・ 」
「 こんなに人間社会の常識を知らんとは、オマエは異星人か? それに人のせいにする、狭小な精神。相変わらず、人間がネジ曲がってるな 」
「 似合いもしないタテマエなんか、使っちゃって! 」
「 ―― やはりオマエは私のキャンプに組み入れて、矯正せねばならんようだ 」

 ぐぬぬ ・・・ 。なんで僕が、こんな目に ―― ミリア中尉にエリ首で引きずられながら、強制キャンプ入りとなった僕はそう思った。地面にズルズル跡を引く自分の両足の向こうで、モサ毛を掻いてテレ笑いする男 ―― アイツも復讐妄想の、ネタ決定だ!


 『 おめでとうございます! お幸せに! 』 

6月の青空を舞う、バルキリーと風船


でも幸せそうな2人を見てたら、僕はやっぱり祝福せずにはいられなかった。

おわり

あとがき

あ ~ あ … 。また自分のノリで描いてしまいました。マクロス・シティ攻防戦後など各種設定妄想や、自分曰く「行き過ぎたカンジ」を書くのが好きなんです。

町崎 健一
脚本の松崎氏がモデルというのは、知られていますよね。ネタ的に好きなキャラですが、私が持っている設定書などへの掲載は、極少でした。Pメモはキャラ設定書と各話説明に1カットずつ、ザ★セレクトにはナシ。wikiでは1行 + α、という扱い。なので大半が、私の妄想設定です。

内心では割とハイ・テンションで、今風なチャライ言葉遣いのカレ。鈍感で女々しくてグジグジひがみっぽく、ネチネチ粘着質で思い上がり気味に描いています。カワイイより美人が良くて、元気な子より大人し気な女性が好み。男女のお付き合いやエッチな事に本当は興味津々だけど、モテないのが分ってるので眼中にないフリする ―― そんなカレを描いたつもりです。

プログラマーについてはアメリカで言う意味を指し、日本で言うSEに相当する部分も全て行う技術者と定義しています。オタクは私が感じた、一般的にネタ扱いで描かれているイメージを書いたつもりなだけです。

ブリッジ & 指令センター
オリジナルの作中や関連本では、業務内容や役割分担が私にはイマイチ読み取れませんでした。取りあえず見るにセンターは2階層で、上が第1セクション ・ 下が第2セクション。第2セクションは広々で、第1は狭くて第2を見下ろして監督するような感じがしました。3人娘の役職名は、FIRSTの記載とTVのセリフ内容を見て、想像で補った感じです。

最近更新していなかったので、ちょっと寂しくてパパッと書いた話。なので後日、少しずつ直す部分もあると思います。本編終了時から書き重ねてないと、その後の輝未沙や状況を出すのは少し躊躇いますね

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 Comment 

Re: 「全体的に超リアル路線」様 

そうなのです。自分では、「脚色した超リアル路線」の物語を描いているつもりなんです。リアル系、お好きですよね !? 私も大好きです ヽ(^o^)丿 「こういうの知っちゃうと、離れるの無理だよ。」は、悩殺でアリましたか! b’∀` 「ヤタッ!」 男性の心境は分からないので、調べたり周りの人を思い浮かべて培っております。

美樹本氏の魅力
ひたすら絵で、あとコミカルとか明るさなんだろうなぁ、と思います。河森氏は思想や深みで、この2人の組み合わせにベテランが肉付けしたから初代マクロスは名作になり得たのかな、と。近日UPの「8月のブログ日記」に全文を載せていますが、劇場版マクロスの河森氏を評した庵野氏「テーマがでかすぎて、ドラマ性がザルからこぼれた感じ」との事。彼等の他作品は拝見していませんが、河森氏を言い得ている部分もある気がしました。

気合の入ったイラストを拝見し、やっぱり美樹本氏は画集向けに思いました。原作:河森氏 絵:美樹本氏 とかでFIRSTやってくれればいいのに。でもこの組み合わせだと、中和者が要る気もするなぁ…。

ミリアは常識人 !?
ウチは「自称常識人」が多いんで(笑)。輝とミリアの力関係は、どうなのでしょうねぇ。TVで2人の絡みはほとんど有りませんでしたが、マックスに紹介された時は「よろしく頼む」(地球語を懸命に口にしたせいかと)でしたが、どこかで「です」と付けていていた気が ―― とザッと見たけど、未沙に「ビバ・マリア」でタメ口と敬語の両方を使っているだけですねぇ。

ゼントラーディ人は表向き階級の上下に厳しそうで、地球語が発音しにくい気がします。輝に対しては一戦士としては自分の方が上と思っているけど、認めている部分やマックスの影響で一目置いている感情があり、タメ口と敬語が混ざる設定です。「7」のミリアの私の最初の違和感とガッカリは、あの達者な言葉にある気がします。

ミリアは『イーグルマザー、市長』と呼ばれるのですか! それは「7」ですよね。7はやっぱり見ねば、と思ってはいます。7でパイロットの教官をして、超優秀な部隊を育成したと見た気がするので、教え上手設定です。妊娠中もパイロット絡みで仕事して欲しい為もありました。

『2週間心憎いですよ』
ムフフ・・。結構リアルな時間設定と、自負しておりマス。際どい餓え加減が輝未沙の関係のスパイスになり、私と物語を盛り上げます

宝島社「俺たちの好きな超時空要塞マクロス」
ザ☆セレクトやマクロス資料集のシナリオ『どことなくいびつなキス』が、事実ですよね~。っと言ってもSSでこの部分は軽~くしか書いてないので、自分が結局どう解釈するかまだ不明です(汗)。「天使の絵の具」は出だしや雰囲気は好きですが、「さよならコンサート」でアレを聴いた輝はどう思うのか想像すると、これから羽ばたくミンメイとしてはピンと来ないなぁ~と思う程の失恋ソングな気が。ミンメイが感じた事実なのでしょうが、もう少し湿り気を失くして欲しかった ―― と、私見です。いや! 歌詞はミンメイの心境に合ってるし、羽ばたく気持ちも出ていると思いますよ? でも何とな~く、私が輝の立場で聞いたら「ごめん」とか恨みがましく感じそうな。でも輝は生粋O型だから、大丈夫でしょうか?

コメント、ありがとうございました 私の体調も戻り、やっぱり無理はイカンなぁ~、と思っております

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Re: 「まちざき~(爆) 最高!」様 

ま「こっ、滑稽ってナンだ! 失礼なっ」
ミ「その通りじゃないか」
プライドだけは無駄に高い町崎と、自分は常識人だと思っているミリアです (笑)。どっちも、周りのみ困っています。『まちざき M男~』ハイ、実は結構喜んでるカモ。『×ミリアで来るとは。このコンビいいですよね』 『私が妄想していた彼!でした』嬉しいお言葉、ありがとうございます。もう最近、ラプ・ラミズ&ミリアが脳内に出張って仕方ありません。ミリアは「誰もが認める・思う」と言う意味で当SSで一番の美女設定ですが、町崎にミリア萌えは皆無な感じがします。ま「だってコワ過ぎるううぅぅ!(泣)」 今度もたまに登場するだろうネタ組「ミリまち」(通常と逆並び)を、よろしくお願いします。

やっと 「愛おぼ」 が見れます~(泣)
夏休み、お疲れ様です。自分へのご褒美ですネ。私の地域では先週から学校で、まだ暑いのに休みが短くて可哀そう。ブログ画面はシンプル好みだと思っていましたが、気付けば大分にぎやかに飾っておりました (^.^)

『2週間も会えないなんで 今の輝には酷すぎ』
うふふふ・・。にゃお発明「2週間のお約束」です  1週間は社会人なら最低限の基本で、3週間だと話を進める上でも実生活でも長過ぎる。だから、2週間です。むしゃぶり付くけど優しさを忘れるほど獣になり切れない、適度な餓え加減がよろしいかと。『鈍感だから、周りが見て見ないふりしているのには全然気が付いていない』現実ならありえヘンかもですが、ラブ・コメですので  輝の甘々は町崎に見せつけるネタで、このSSでは少々オーバーめにしています。それにLOVE超盛り上がり、の時期ですしねぇ。『同級生ネタもいいですね』ですよね。同年齢なら輝はどんな接し方をするのかな?と思って、設定しました。

3000キリ リク
おお! モンモン輝は、丁度書いてる途中のが有ります。第2部前~中くらいなので欲求は解消しませんが、私的には好きなモンモン系に描けそうです。

「初めての夜」や「未沙がエリート男性士官ハーレムで、輝モンモン」「ホントのファーストちぇっす」等も、部分的には書いてありマス (*´艸`*) 「オアズケ・モンモン輝」好物ですよ~e-266

宝島社の「俺たちの好きな超時空要塞マクロス」
「クリスマスの夜、ろうそくの揺れる炎に照らされながら、二人はようやく結ばれた・・・」と、書いてあるらしいですね。どなたかが「この本は、書いてる人が本当に理解しているかアヤシイ」的におっしゃっていたのを読んだ事があり、ガッカリしそうだったので買っていませんでした、他に何か目新しい事、書かれておりましたでしょうか?

確かに36話冒頭ミンメイの我が物顔っぽい態度や、退役を勧める出過ぎた言動が、「一線を越えた女の自信と意地」ととれなくもないです。でも輝の方が、有り得ない。正直チャレンジ精神で、輝とミンメイがくっついたらIFを書いてみたい気もしますが…。

多少、夜間は涼しくなって参りました。最近不眠期間に入ってしまい、こんな時間…。こちらこそ、コメントの癒しをありがとうございます~

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Re: 「ごちそうまでした」様 

いいえ。こちらこそ、お粗末さまでした ―― 特に、町崎が(笑) 色々な要素を小出しで詰めたのですが、「お腹一杯」との事で良かったです。

輝未沙の舞台
艦外テラスではイチャイチャできないので、関係が進んだ2人の為に密室性を高めて建設。SS「Etude Ⅱ」でも登場しています。「ふたりの秘密の場所も周りにはバレバレ」状態=「みんなの公認」で、生暖かく見守られております。

輝が一瞬でも未沙と離れたくない
36話で未沙から別れを告げられたのが、少々トラウマになっている彼です。パイロットである自分が命を落とすとか、自分も含めて全員が ―― 等の可能性は頭にあっても、「未沙から別れを告げられる」とか「自分は残り、未沙が死ぬ」なんて失い方は頭になかった。それが立て続けて起こり、有り得ない別れ→突然思いもよらず失う事がある、と刷り込まれてしまってます。平和な社会ですら喪失の予感というのは有り、ある時フッと出て胸騒ぎしますよね。

もちろん関係が深まった事で「傍にいないと出来ないコミュニケーション」があるのを知ってしまった、からでもあります。深い関係になって3~4ヶ月、もうすぐ結婚 ―― という、一番盛り上がる時期ですしネェ

ミリアより
普通あの手の人間は目に入らないんだが、町崎はあまりに哀れでな。のぞき行為というより、存在その物をどうにかしてやらんと、と思ったのだ。まずは、あのダラしない体をどうにかすれば、その過程で自然と顔の造作や精神も改善すると思う。


結婚式はメインの話の前にポツポツさわって、イメージを膨らませようかと。現時点では大筋しかないんですが、肉付け出来たら書きますね~ e-68 「では!」

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