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「SS (二次創作小説)」
Macross After

MerryXmasをずっと

 クリスマスと言えば「ロマネスク」ですが、それはその内と言う事で。違うクリスマスの模様を、セリフSS風でお送り致します。本編終了後から2020年頃までです。


MerryXmasをずっと





 一条家のリビング・ルームは8人の子供達で賑わって、てんわやんわの大騒ぎだった。家族3人でクリスマス・ムード満載に飾った室内も、好奇心旺盛な子供達にいじられて装飾が曲がったり外れたりしている。いじっている子を見掛けると、未来が「いけません!」等とすかさず叱っている。しかし子供にキラキラ光る物に触れるな、と言うのは無理な話。多分お開きの頃にはボロボロだろう。


クリスマス・デコレーション
MerryXmasをずっと
画像は雰囲気作りで、一条家のイメージのつもりではありません



「 ねえねえ、みくちゃんパパ ~ 」
「 ん、なに ? 」


 子供の中心で輝は数人を腰にまとわりつかせて、料理を両手にキッチンからリビングに向かう。サンタ帽を被り黒地のエプロンにリースのバッジを付けたその姿は、まるで「子供のあしらいにまだ慣れていない新人保父さん」だった。若いお父さんというのはアクティブに遊んでくれるので子供に人気があるのが常だが、輝は特に男の子達に構って欲しがられた。


「 オレねぇ、オレねぇ、“そくてん” できるよ 」
「 へぇ、格好いいな 」
「 みくちゃんパパ~。ボクはねぇ、じてんしゃ のれる~ 」
「 すごいな 」


 子供達が輝の関心を引こうと次々と話し掛けて来るのに対し、配膳をしながら何とか簡単な返答をする。子供だけのXmasパーテーで輝がおさんどん役なのは、未沙が急な事情で仕事に出たためだった。


 本日のメニューは主役たちに合わせて「サラミとコーンのピザ」「タコとエビのマリネ」「サーモンの散らし寿司いなり」「唐揚げ&たらこディップ温野菜」「チョコレート・ケーキ」と子供向けだ。棒に刺したりいなり詰めにしたり等、みな手で食べられる工夫がしてあった。だから輝がする事はタイマーを合わせて焼いたり温めてたり、ラップを外す事くらい。


 共働き家庭 ―― 殊に多忙で責任ある立場の2人だったから、昔から夕食は早く帰った方が未来と作る事になっていた。オーブンの時間などもメモで残されていたので、少々ズボラな輝でも上手に作る事ができるのだ。


「 パパはねぇ、じてんしゃ なんかじゃなくてVF-4 にのってるんだもんね~ 」
「 コラ、未来。こんな小さいのに自転車乗れる方がすごいだろ 」


 親が戦闘機乗りというのは子供にとって非常に自慢らしく、未来はいつもこんな風に言ってしまう。今日招いたのは未来と同年かそれ以上の子供ばかりで、皆 “みくちゃんパパはカッコイイ” と尊敬のまなざしだ。



♪ ~



「 はい、オレ~ 」
『 ごめんさないね、輝。そっちは大丈夫? 』
「 平気・平気。ピザとかケーキの飾りは、アイツらにやらせるし 」
『 そうね。子供にはその方が楽しいかも 』


 未沙の要件は「仕事の帰りに寄り道してもよいか?」という事で、輝は彼女の例年の行事に快諾した。未沙は家庭を持ってからも毎年、聖夜に生まれた親友を「おめでとう」と当日祝う事にしている。


「 コラァー! ケーキはいじるな。 俺が飾りのお手本を見せてからだ! 」
「 コレ、へったぴ~ 」
「 うるせっ 」


サンフェルト 「フェルトで作る おかしの家」

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子供と同レベルになった輝は、嬉々として生クリームをケーキに飾った。





 一方未沙とクローディアの女同士のクリスマスは、毎年こんな感じ。


Harrods‐ハロッズ‐ のクリスマス・ショーウィンドウ


クリスタルとクリスマス・リースのペンダント  2012年

「 クローディア、お誕生日おめでとう。あとMerryXmas 」
「 ありがとう。MerryXmas 」
「 ごめんなさいね。この前も話したのに、忙しい所をまた呼び出して 」
「 ううん。あなたこそ忙しいでしょ? 艦長業務に・一条君の相手に、と 」
「 どっちも大した用事じゃないわ。それより今日、あなたに伝えたかったの 」
「 一条君が聞いたら泣けるわね。私は笑えるけど 」
「 いいのよ、笑ってやって頂戴 」
「 去年はあなたを泣かせたんだから、自業自得ね 」
「 ホントあの時は、あなたには心配を掛けたわ 」

「 いっそ今年はあなたが振り回しておやんなさいよ 」
「 …… え? 」
「 彼、今頃家で待ってるんでしょ? 」
「 ああ、ええ。多分ね 」
「 何時間でも待たせればいいのよ。あなた達の場合は彼の方が惚れている位が丁度いいの 」
「 でも …… 」
「 待たせるの、可哀想? 」
「 …… 」
「 一条君も幸せ者ねぇ。あなたが艦長になってからは彼の方が“未沙! 未沙!”って感じだから、まぁいいけど 」


 2人は仕事でやり取りする事も多いが、やはりこうしたプライベートな時間は格別だ。話が弾んで結局クローディアの思惑通り、輝は家で首をなが~くして待つ事になった。


クリスマス・リースのグィンテージ・ブローチ 2013年

「 まだお腹、目立たないわね 」
「 ええ。でも慌てないように、腹帯とか準備は今から少しずつしているの 」
「 あなたのマタニティ姿、ちゃんと見せてね 」
「 改めてそう言われると、何だか恥ずかしいわ 」

「 男の子? 女の子? 」
「 まだ聞いてないの。もう分かるらしいんだけど 」
「 聞かないつもり? 」
「 迷ってるのよ。私は準備もあるから聞いた方がいいと思うけど、輝は“どっちか分からにない方が楽しみが増す”って 」
「 父親になるって言うのに、彼ってばまだ坊やなのね 」
「 うふっ、輝らしいって言えば輝らしいけど 」

「 男はいつまでも子供ね。もうウチのも我儘で 」
「 ふふ。お元気? 」
「 もう元気・元気。毎日言いたい放題よ 」
「 あなたの事だから、上手くやってるんでしょ 」
「 まあね。残念ながら、気ままな男には慣れてるのよねぇ 」

「 …… そう言えば今度“ロイ・フォッカー賞”が設立されたって聞いたわ 」
「 本人は“俺はそんな大した男じゃない”って言いそうだけど、確かに戦歴は大したものだったからね 」
「 すごいじゃない。パイロット達のあこがれになるのよ? 」
「 実物を見られずにボロが出ないから、偶像にするのに丁度よかったんじゃない? 」
「 …… ごめんなさい 」
「 やあね、未沙。気にしないでよ 」
「 でも私、無神経な事を 」
「 彼との事はいい思い出。それに私は現在‐いま‐の男の事で手一杯よ 」
「 あなたの手に余るって、大した方ね。よろしくお伝えして? 」


 それから2人は男がいかに子供っぽくて手が掛るかを楽しく談笑し、またもや輝は待ちぼうけを喰らわされていた。


クリスマスキャンドルのブローチ 2013年

「 未来ちゃん元気? 」
「 ええ、そりゃもう。お座りもできるようになったわ 」
「 見たいわぁ 」
「 今度は連れて来られるわ 」

「 一条君、ちゃんとパパやってる? 」
「 うふっ。お風呂は輝の役よ 」
「 彼、可愛がりそうだものね 」
「 もうヤケちゃうくらい 」
「 もう娘にライバル意識? 」
「 違うわよぉ。未来ってば私と一緒にいる時間の方が断然長いのに、輝にばっかり笑うんだもの 」
「 そっちか …… 。一条君、報われないわぁ 」

「 いいのよ、輝の事は 」
「 なに、また喧嘩中? 」
「 別に喧嘩だなんて …… ただ、仕事の復帰の事で意見が合わなかっただけ 」
「 もう決まった? 」
「 2月あたりから、時間短縮勤務で少しずつ出ようと思って 」
「 今までみたく基本は自宅勤務で、必要時2~3時間だけ出るって訳にはいかないの? 」
「 やっぱり状況は自分で見て把握したいし、大きな会議は自宅のTV通信からって訳にはいかないのよ 」

「 あなたの最近の会議って、おっかしくって。私いつもカメラの外でバレないように笑ってるのよ 」
「 可笑しいって? 」
「 おエライさん方、みんな厳めしい顔で新・統合軍マーク背負って映るじゃない? なのにあなただけ背景がピンクで、天井からウサちゃんとかぶら下がっているんだもの 」
「 そんなのたまに見える位でしょ。それに私、ちゃんと軍服着てるわ 」
「 だから余計におかしいのよ。大真面目なあなたとおエライさんが火花散らしてる後ろで、ピンクとウサギがチラチラするわ、一条君が “みくぅ~、きれい・きれいなぁ?”とかのん気に言ってるのが聞こえるんですもの 」
「 輝ったら …… 」

「 この前なんか、“出た~!”って言うから、みんな“何事!?”ってギョッとしたら“健康だな! 未来”って 」
「 そんなの知らないわ 」
「 あなたは大佐とやりあってたから耳に入らなかったんでしょ。もうオジサン達、会議と一条君の休みが重なるのを楽しみにしてるんだから 」
「 …… やっぱりすぐにでも復帰します 」


 2人は仕事上の必要事項を手短に話すと、すぐ各々の家族が待つ家へ帰った。未沙は未来を輝に任せて留守にしているため気掛かりだったし、クローディアも酒好きの男をひとりにしては際限なく飲みそうで心配だった。


クリスマスベルのブローチ 2014年 


「 この前一条君と話したわ。彼、大人っぽくなったわね 」
「 そう? 」
「 落ち着いたと言うか。やっぱり子供がいる男の顔には、責任感とか包容力が現れるのかしら 」
「 未来といる方が、子供っぽいけど? 」
「 あなたの前ではね 」
「 ホント、子供なのよぉ 」
「 なぁに、甘えられちゃってる訳? 」
「 やっと未来が寝付いた思ったら、その次は輝で大変 」

「 ちゃんと構わないと、浮気されるわよ 」
「 輝に限って、ないわ 」
「 他の人にグラついたりしない? 」
「 そんな様子、全然よ 」
「 そっか。ニブチンでも、さすがに学習したのね 」
「 学習って、何を? 」
「 いくら頼られても、相手が望むままに優しくしちゃいけないってコトよ 」
「 …… 」

「 あなたが知らないだけで、結婚していても言い寄る子がいるかもね 」
「 やだ、まさか 」
「 あなただって、身に覚えがない訳じゃないでしょ? 」
「 私はアリマセン 」
「 “お酒にお詳しいんですってね。今度いい店をご紹介しましょう”とか“お綺麗で、お子さんがいらっしゃるように見えませんね”とか 」
「 そんなの、ただの社交辞令よ 」
「 …… やっぱり言われてるのね。 ぼそっ 坊やが心配する訳だ
「 え? 」

「 何でもない。ねぇ未沙、知ってる? 夫が浮気するきっかけって 」
「 知らないわよ。第一、輝はそんな人じゃないもの 」
「 子供が生まれて、妻が夫の相手をしてあげなくなる時らしいわよ。まさに今のあなた達の時期。相手が好きじゃなくなったからじゃない。欲が我慢できない訳でもない。寂しいから浮気するのよ 」
「 輝は寂しいなんて言わないわ 」
「 そこまで自己中でもお子様でもないだけよ。いい年した男が“自分の子供に妻を取られた”なんて言えないでしょ 」
「 でも輝は“何でも話し合おう”ってよく言うし 」
「 言葉通り受け取るなんて、全くあなたはクソ真面目さんね。“寂しい”なんて男が言えるもんですか 」
「 “クソ”なんて言わないで頂戴 」
「 お上品ですコト。言葉じゃなくても彼は言ってるはずよ? 妙にくっ付いて居たがるとか、キスしたがるとか 」
「 …… 」
「 覚えがあるのね。それは“もっと俺に構って”ってコト 」

「 確かにそういう事はあるけど …… でも仕事の時以外は一緒にいるのに 」
「 未来ちゃんと3人でしょ? そうじゃなくて、あなたと2人きりになりたいのよ 」
「 でも未来はまだ1人にしておけないし 」
「 夜は子供部屋で寝かせたら? 傍にいたらあなた、頭から離れないんじゃない? 」
「 当たり前でしょ 」
「 彼だって未来ちゃんが傍にいたら、“パパのままでいなきゃ”と思うだろうし 」
「 そうかもしれないけど …… まだ1歳よ? 」
「 アメリカじゃ、1歳過ぎたら子供は夫婦の部屋から出るわ 」
「 アメリカじゃあ、そうかもしれないけど …… 」

「 … ミンメイ、たまには会う? 」
「 彼女は忙しいから、2度だけよ 」
「 そんなニラミなさんな。他の女の子は気にもしない癖に、彼女にだけは違うのね 」
「 …… それが今、なんの関係があるの? 」
「 今度はしょ気た顔? 私はあなたに考えて欲しいだけで、嫌味を言ったつもりじゃなくてよ 」
「 別にそんな風に思ってないわ。…… ちょっぴり思い出しちゃっただけ 」
「 やれやれ。彼に責任とってもらって、今夜は慰めてもらいなさい 」


 未沙は艦長という立場上、腹を割って話せる相手は少なかった。子供ができていわゆる“ママ友”的な仲間はいたが、相談事は子育てに関してくらいだ。“悩み”と言えば、輝かクローディアに話す事がほとんどだった。

世間を知っている彼女の言う事は的確で、寝室の件も考えてみようと思った。


 その頃輝はクローディアについ愚痴をこぼしてしまった事など忘れて、未沙を待ってリビングで未来と惰眠を貪っていた。


クリスマスソックスのブローチ 2015年

「 一条将軍なんて、強そうじゃない 」
「 止めてよ。なんだか戦国武将の気分だわ 」
「 ああ、早瀬提督がお好きだったんだっけ? 」
「 そういう本とかゲームが一杯あったわ 」
「 意外よね、提督がゲームって 」
「 あれで結構、新し物好きだったのよ 」
「 娘の昇進、きっと喜んでいらっしゃるわね 」

「 何で今頃なのかしら 」
「 あなたが作ったマニュアルが、後続の移民船でとても役立ってるからよ。本当を言えば艦長が中佐なんて、始めからおかしかったもの。遅い位よ 」
「 セオリーから言ったらそうかもしれないけど、私はせいぜい中佐でよかったわ 」
「 ま、とにかく昇進おめでと 」

「 ありがとう。…… でもあなたが退役するなんて 」
「 ごめんね。“お前に傍に居て欲しい”って言われてね 」
「 あなたが頼りなのね 」
「 そろそろ私も専業主婦になってもいいかな、ってさ 」
「 あなたらしくもない気がするけど。でも愛する人の傍にいるのが一番だもね 」

「 ロイが死んだ時、彼以上に愛せる人が現れるとは思わなかった 」
「 …… やっぱりそう思っていたのね 」
「 毎日ベッドからラブ・コールされちゃあね、“もうずっと傍にいるしかないか”って 」
「 …… そう 」
「 最期の瞬間まで、一緒にいたいの 」
「 そうね。戦後のこんな時代に、共にいられるだけでも奇跡だものね 」

「 軍は辞めても、あなたとは今まで通りよ 」
「 もちろんよ。私、この日は毎年あなたに、Happy Birthday とMerryXmas を言うわ 」
「 女同士だけど、私達“共に白髪の生えるまで”よね 」
「 そうよ。いつでもどこでも、あなたは私の親友 」
「 これからもよろしく、親友さん 」


 クローディアは「そろそろ一条君に完全にお願いしなきゃね」と心の底では思いながら、にこやかに通信を切った。こうして友情の誓いを最後に、予期せぬ事態が2人の対面を二度と叶わぬ物とした。


銀河

ミッドナイト東京 イルミネーション 「MIDTOWN CHRISTMAS 2011」



 未沙は映らない画面を見詰めながら、遠い親友に今年も言葉を贈る。


「 HappyBirthday。and MerryXmas、クローディア …… 」
『 ありがと、未沙。あなたも、MerryXmas 』

 あの陽気な応え‐いらえ‐の無い砂嵐のモニターの中に、いつも大らかで慈愛に満ちていた瞳を未沙は見た。地球との通信が途絶えてから4年がたち、既にメガ・ロードの移民は完了していた。

そしてフォールド通信室で未沙がひとり親友を祝福するのは、4度目を数えた。なんとか地球と連絡をとろうと、現在も研究者達は必死に装置の改良を図っている。


 果たして通信を再開できるのかは分からないが、できなくとも私は毎年こうして彼女と語り合うだろう。




「 ありがとう、未沙。それとMerryXmas 」
「 クローディア、ちょっと来てくれ 」
「 はいはい。今行くわ 」
「 いつも悪いな 」
「 ううん。ベッドばっかりじゃ体がなまるわ 」
「 お前には苦労を掛ける 」
「 何言ってるの、馬鹿ね。お昼になったら散歩にでも行きましょう。夜は一緒にケーキを食べてね 」
「 Happy Birthday、俺の可愛いクローディア。今までもこれからも、お前を愛してる 」


 クローディは張りのない男の頬に口づけると、ベッドを起こして脇に付けた車いすに座らせた。彼の深いシワを刻んだ目元は、彼女が幼い頃と変わらずに優しい。


彼が灼熱の太陽に褐色の肌を晒して、大きな体で力強く鍬‐くわ‐を振る姿が好きだった。素朴な田舎暮らしで、楽しみと言えば酒とパイプ。酔うといつも以上に陽気になって顎や頬を擦り付けられるのが、チクチク痛いけれど大好きだった。


 もう会えないと思っていた彼が、生きていると分かった時。そして広大なアメリカの大地のように大きく強かった男が、2度と歩けないと知った時。クローディは親友と別れてでも、この地に残る決心をした。


「 俺は幸せだ。こうしてお前といられるんだから 」
「 私も幸せよ。 ―― 愛してるわ、Grandpa‐おじいちゃん‐


 年々祖父は老いていき、1人取り残される日も遠くはない。銀河の彼方に行ってしまった親友とは、話す事もできなくなった。しかしクローディアは、後悔してはいない。自分には祖父が育て・愛する男が守った、この地がある。

親友には今では頼もしくなった “元・坊や” と、彼女・彼に似た元気な娘が付いている。でもあの律儀なクソ真面目さんは、今頃きっと私に向かって話し掛けているに違いない。


 だから私はこれからも、毎年この日に親友と語り合うだろう ―― 共に白髪の生えるまで。


おわり

あとがき

輝にちょっぴり「ロマネスク」の仕返しを。クローディアの誕生日は私設定です。彼女がメガ・ロードに乗ったか否か、調べた範囲では分かりませんでした。本当はマクロスのみんなでいつまでも、楽しくワイワイやって欲しかったです。でも何となくクローディアは地球に残った気がして、このように致しました。

ついでに輝と未沙のその後の様子も少し出しました。「未来ちゃんパパ」って萌える~。輝に色んな一人称を言わせるのはSS「寒い夜」でやりましたが、今回はコレでいきました。

クリスマス・ネタとして2011年のSS「想い出のWhite Christmas」があります。画像を少し変えましたので、よろしければご覧下さい。

「お疲れサンタ」 (拍手小噺から降ろし、別記事としてリンク)
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 Comment 

12/30 23:51 拍手鍵コメ様 

 二重投稿にはなっていませんでしたが、伏せられておりませんでした。私の勝手な判断で申し訳ありませんが、記事コメの方へコピーさせて頂きました(拍手コメの書き込みは管理画面からできないのです)。パスワードはお名前の後ろ2つを半角英数8文字(ん=nn)です。頂いた拍手コメの方は消しましたので、ご安心を。

未沙は結婚後、より魅力的に
「愛し愛され」というのが自信と精神的安定につながって、よりイイ女になってますよね♪

彼女をこのようにしたのは全て輝
そうそう! (゚∀゚) その通りです。輝は大隊長ですし、未沙はどう見ても「輝大好き」の貞淑で不道徳な事は嫌悪しそうな人 … で、チョッカイ掛ける輩もいないでしょう。ただ未沙を本気で好きになってしまう人がいると、私的にはイイ e-349 ですねー!

リベンジ
お互い好きで好きでしょうがないヒカミサって、かなり萌えるテーマですね。期待しています。

今年一年、どうもありがとうございました。また来年も、どうぞ宜しくお願い致します

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言い寄られる美人妻・未沙 

「とてもしんみりとしたいいお話」とお褒め頂き、ありがとうございます。最近何故か話が暗くなりがちで、そう言って下さると嬉しいです。

コメ・タイトル、自分で言っといて何だかやらしいぞ。艦長で既婚者を下心で誘う人はそういないでしょうが、今まで気付かなかったけど、しっとり美人だった人妻に、つい目がいく・妄想する人はいるかもしれませんねぇ。例えばワタシとか e-349

「未沙が好きで好きでどうしようもない輝」見たいですよね~ TV終了後は輝の方が追いかける、という所をSSに小出ししました。艦長は遣り甲斐があって楽し・忙しで、「私達、今まで通りでいいのね」と普通(要は2部のような恋愛っぽくない感じ)の未沙。「今まで通りじゃ物足りない」のに会う機会も減って、素っ気なくも感じる彼女にモヤモヤする輝 ―― というのが、私の妄想のツボです (*^_^*)


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