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「SS (二次創作小説)」
Macross After

Kiss! Kiss! Kiss!

マクロスのビッグ・イベント 文化の日 に、ちなんだSSです

キスを文化と絡めて言っただけで、原作の方にはない設定です。



11月3日

この歴史的な、記念すべき日
全宇宙の全人類は、みな一斉に Kiss をした





 ギャラクシー・ネットワークを通じて同日同時刻に、全移民星・全移民船団が中継される。画面上では夫婦・兄弟・友人・ご近所などなどが、思い思いのキスを交わした。

それはもちろん、恋人たちもで ・・・ 。



セコイアメスギ 世界で一番高い木 樹高130mにもなる
Kiss! Kiss! Kiss!
“巨人の木” の下でキスするゼントラーディ・カップルと
巨人の下でキスするマイクローン・カップル (常夏の国らしい)



巨人の下 –もと– でなら、誰へでもキスしていい


というのが、すっと昔からの “文化の日” の約束。 でも ――


巨人や巨人の木 (巨人のための巨木の呼び名) がなくたって、
好きな人にキスすればいい!


・・・ そんな日なのも、約束事


 そんな素敵なセレモニーの始まりは、伝説の歌姫リン・ミンメイが、中華飯店のただの看板娘で。神話となったマクロスが銀河を旅していた頃の、遥か彼方の時代 ――





初めてのキスは、ほどんどヤケで ・・・


「 一条少尉。私にキスをして 」
「 ええっ!? 柿崎とでもしてくれよ 」
「 ・・・ あなたの方がまだマシよ 」
「 そんなこと言っても ・・・ 」
「 これは命令よ。早く! 」
「 分かったよ! 」


 自分では恋人だと思っていたあの子に謝りながら、いけ好かない女性 – ひと - とした。「いつか好きな人としたいな」と思ってたけど、ホントに殺されるよりはマシだ。




こんなで気持ちで、そのすぐ後した2度目のキスは、当然 ・・・


「 このビデオには地球の歴史を変える位の価値があるのよ。これを持ちかえるのが軍人としての私の任務。その為ならば ・・・ 」
「 任務、任務とおエラいコトで 」
「 あなただって軍人でしょ。やるの?やらないの? 」
「 ん、言い出したのは僕ですけどね 」
「 いくわよ、いい? 」
「 そっちこそ 」


 ほんの少しの責任感と、大半は負けまいとする意地と勢いで、ほとんどケンカ腰。


そんなんだから、全然覚えてない。




3度目のキスは ・・・ 好きだった女の子で


 何で彼女がそんな事したか、分からなかったけど。映画でもキスしてたから、あの子にとってはそんな大した事でもないのかな。これから戦いに行く俺に対しての花向けかもしれないし、ちょっぴり情けない考えだけど ・・・ 死ぬかも知れない男友達への同情?

地球が破壊される光が瞬く – またたく – のが、やけに綺麗だったのを、覚えてる。




その次は、またもや任務で


「 文化の力って、ひょっとして…、ア・アレ のこと? 」


 今まで結構な付き合いをしてきたけど、そんな事は一度もしてない。


「 と、ちょ・ちょっと待ってよ。そんなこと急に言われたって、はいそうですかって、できるかよ 」
「 一条大尉、これは命令です 」


キスって2人だけのモノだと思うから、知ってる人達の前で・しかもスクリーンに映されて ・・・ なんてアリ得ない。


「 なにも人前でわざわざやることないじゃないか! 」

「 だ、大体こんな事に上官命令なんて横暴だよ、越権行為だよ! 」


キスって、したいからするモンだよな!? いくら恋人が相手でも、こんな気持ちでするのは違うと思う。


・・・・・・ けど、してしまった。久し振りのはずの彼女とのキスに、「唇って柔らかいんだな」と初めて知った。




街が雪とイルミネーションに彩られ
人々が大切な人と祈りを捧げている頃


揺らめくキャンドルの炎が時を還らせ、あの子とキスをした。


「 メリー・クリスマス ・・・ 」


何でも話せて、何でも話したかった彼女に、一生言えない秘密ができた ・・・ 。




2人で少しだけ、回り道をして ――



「 お早う、未沙 」
オ・ハ・ヨ よーく眠ってましたわね 」
ん!
「 うん・もう ・・・ 」



Kiss! Kiss! Kiss!
朝日が差し込むダイニングで 未沙にキスをねだる輝


CHU!



「 寝るのはシュミなんだ 」
「 趣味 ・・・ にしては、ご熱心ね? 」
「 ライフ・ワークかな? 」
“少年老い易く、学成り難し” よ。人生、有意義にネ? 」
「 もう少年じゃないから、いいんだ。 ん~
 ・・・ もっと早起きしてクダサイ 」
「 そうよ、パパ。今日はあたし、ママと出掛ける約束なんだから 」

「 「 み、未来! 」 」

「 そんな今更、見られた位で驚くかなぁ。お2人さん 」

「 「  ・・・・・・  」 」

「 しょっちゅう、チュッチュ チュッチュしてるじゃない 」



こうして初めてのキスが、最後のキスになった





 ―― それは遠い遠い、何百年も昔の話。

もう誰と誰だったのかも分からないくらい以前の、繰り返し語られた当たり前?の恋のおハナシ ・・・ でした。



Kiss! Kiss! Kiss!
哺乳類のキッス

おわり

あとがき

 そして2人は伝説になった ・・・ ですね。そういうのが好きです。最後はちょっと「愛・おぼ」入ってます。

 この題名が使いたかった。ふと思い付いて「カワイイ言葉だな」と。「当然文化の日でしょ!」と思っていましたが、初めはマクロスの各キス場面を挙げ、いちいち解釈や感想を垂れる ・・・ という企画でした。でも「それじゃつまらん」とSSにしてみましたが、いかがだったでしょうか。

 「ミンメイばかり伝説になっているが、異星人とのファースト・コンタクトを成功させ、亡命受け入れの橋渡しとなり、歴史を変えたのは未沙」と、どなたかの感想で聞いたことがあります。確かにミンメイも歴史を変えた人物だと思いますが、未沙も大きな存在ですね。多分マクロス7やFで、ミンメイだけが名前・顔出しで伝説扱いされているためかと思います(見直してないけど、少し出てますよね?)。

 でも “早瀬未沙” の名も、初の移民船団艦長という事と併せて、歴史の教科書に載ってると思うな。小学校の社会科では “キス” の文言は削らているかも知れないケド

柿崎の名も、伝説に一応加えてみた。最近ウチではご無沙汰だし。

パーメモの年表によると、ビッグ・エスケープって、丁度今時期(11月)なんですよね。「キス=文化」ってソコから来た? ・・・ とか、勝手に妄想。

 “やどり木の下でなら、男の子が女の子にキスしてもいい” というのが、外国にはあるようで、それをもじりました。



Mistletoe -ヤドリギ– の風習

Kiss! Kiss! Kiss!

 英米ではクリスマスにヤドリギの下にいる相手にキスをする風習がある。この風習はスカンジナビア の神話に由来すると言われている。キスをする前にヤドリギの実を一つ枝からもぎ取るのが 正式なやり方
- 英辞郎から引用 -

 聖なる力を持つと言われるヤドリギは、幸福・安全・幸運をもたらすものとされていた。ギリシャのお祭りや結婚の儀式にも関係していたらしい。イギリスでは「クリスマスの季節に木の下にいる若い女性がキスを拒否すると、翌年は結婚のチャンスがない」と言われる。だから恋人同士がヤドリギの下でキスをすると、結婚の約束を交わしたことを意味する。また「幸福と長寿の予言」でもあるそう。

輝、もうちょっと詳しくキスを語ってくんない?
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